ステロイド 酒さ

長期のステロイド治療で頭皮が酒さになった例

 

頭皮が酒さになるということもあります。ある方が頭が痒くて病院へ行き診察してもらったところ酒さになっていると言われたそう。原因を探ってみると約5年間通っていた病院でステロイドを処方されていたそう。ステロイド治療を長期間続けていたことで頭皮が酒さになってしまったというのです。

 

頭皮も顔の皮膚とつながっていて、ひとつながりの皮膚ですので酒さになるということもありえます。ただし、ステロイドの影響、副作用として現れる症状は酒さ様皮膚炎です。この場合はステロイド治療を止めれば症状は改善していきます。ステロイド治療には副作用というもう一つの敵がいるのです。

 

酒さは顔だけに現れるものと思っている方もいらっしゃるようですが、基本的には酒さの症状はどこにでも現れる可能性があります。頭皮だけではなく、腕や脚にも酒さの症状はでてくる可能性はあるのです。アトピー性皮膚炎などで長期的にステロイド治療を続ける方は酒さのような症状がでてこないか注意しておいたほうがいいでしょう。

 

酒さ様皮膚炎の治し方

 

先程も申し上げたように酒さ様皮膚炎は酒さと同じような症状ではありますが、酒さ様皮膚炎はステロイドを長期間使用したことによる副作用とされています。原因が特定されているので治すことも可能です。

 

ステロイド治療による副作用はさまざまあるのですが、酒さ様皮膚炎と診断される方は元々酒さのできやすい体質の人だけに現れる副作用とも言われています。ですがステロイドを止めても治らない人もいることから根本的な原因は未だわかってはいません。

 

原因は炎症を伴う敏感な肌

 

酒さや酒さ様皮膚炎になりやすい方というのはさまざまな炎症に影響されやすい敏感な肌だということができます。ですから少し重い敏感肌と認識して肌の基本的な対策が必要です。では、具体的な対策としてはどのようにしていけばいいのでしょう。

 

肌の炎症反応はマスト細胞というものが関係しています。マスト細胞というのは肌にバイ菌が入ってきた際に過剰反応を起こして危険を知らせる。炎症を起こしてバイ菌を排出するという働きがあります。しかし、過剰に反応するあまり、日常生活に支障がでることもあるのです。

 

マスト細胞を刺激しないことが酒さや酒さ様皮膚炎の症状がでることを抑えることにつながっていきます。

 

マスト細胞を活性化させないポイント

 

肌への侵入物をさける

肌に成分が浸透しやすい化粧品はさけましょう。浸透しにくい化粧品で肌を保護し、雑菌の侵入を防ぎます。紫外線もマスト細胞を刺激する原因となるのでUVケアも重要です。

 

熱による刺激をさける

熱い刺激だけでなく冷たい刺激もマスト細胞を刺激することになりますので注意しましょう。湯船の温度は38°以下にするようにしましょう。シャワーの温度も同様にします。

 

物理的な刺激をさける

敏感な肌は物理的な刺激にも過敏に反応します。マッサージはもちろんのこと、メイクブラシやパフなどの刺激も少なくするように努力しましょう。髪の毛が触れるだけでも炎症反応をおこす方もいらっしゃいます。

 

 

 

マスト細胞を刺激せず、マスト細胞が安定して反応することがない環境を作り出すことが肌の安定化につながります。敏感肌の方ほどマスト細胞を意識するといいでしょう。